京都の建築家が教える注文住宅のツボPoint in the order housing @Kyoto

column16 ことし家を建てる人の3ステップ! その3 2018.02.15

「ことし家を建てる人の3ステップ!」を連載します。
注文住宅に憧れる方、今年こそ実現を誓う方、必見です。
■ステップ1:プロジェクトのフレームを明確にする
家作りプロジェクトのフレームとは、
①予算 ②場所(土地) ③時期 ④目的
■ステップ2:プロに相談する
■ステップ3:実際に動き始める

■ステップ1 ②-2 土地探し

土地探しの第一歩として、インターネットで検索される方が多いと思います。
エリアを設定して「売り土地」と検索すると、様々なサイトの多くの土地情報が表示されます。
「建築条件なし」「3000万円以下」「駅から5分以内」など条件を入力できたり、沿線や町名、中には小学校区を選択できるサイトもあります。
三菱UFJ不動産販売のように、指定したエリアの売り土地情報をメールで通知してくれるサービスもあります。
気になるエリアがあれば、チェックしてみてください。

土地探しを長年続けて感じるのは、
「いい土地は早く売れる。」
「トンデモ(格安)物件は安いが、売れ残る。」
と言う、ごく当たり前な現実でした。
また土地探しの成功者に聞くと、いくつかの共通点もありました。
一つは、エリアを絞って歩いて探すこと。
「休みのたびに探しに歩きました。」「ベビーカーを押して歩き回りました。」
もう一つは、エリアの特性を理解して、不動産屋さんを選ぶこと。
住宅用の土地には、昔からの住宅地、地元のディベロッパーが新たに造成した団地、数十年前に開発された古い団地があります。
新たに造成する団地は、ディロッパーを兼ねた地元の不動産屋さんが開発から販売までを手掛け、地域密着型の不動産屋さんが扱うことが多いようです。
古い団地の場合、取得世代が高齢化して地元を離れた子供世代が売り出すことが多いので、住友不動産など全国組織の不動産業者が扱うことが多いと言われます。
いずれにしろ、オンラインでの土地探しと並行して、不動産屋さんの店舗に足を運んでご相談になることをお勧めします。

ところで、土地探しを始めると目につく格安物件、どう考えるべきでしょうか。
崖地、専用通路、水路の奥、連棟の一部、などなど。
いずれも弊社が現実に遭遇した物件です。
視察に行くと、山にへばりつくような道路だけで土地がない物件。
頭をひねっていると、道路の真下の断崖絶壁が、敷地でした。
あるいは連棟(長屋)の一部、敷地の中央に石垣と石碑が建つ土地。
そのような場所に家を建てることは、できるのでしょうか。

答は「お金をかければ可能。」です。
極端な崖地でも、断崖絶壁の底に鉄骨の杭を立て、空中に敷地を作ることは可能です。
連棟の切り離しは、残った棟の壁と補強を、敷地の真ん中に石碑が建っていた物件はクレーンで石碑を移動して。
このように、条件の悪さで割安な土地には「お金さえかければなんとかなる。」ことがあります。
しかし、割安感が魅力のトンデモ物件に、普通ならかけない費用を出費して家を建てたら、割安ではなくなるのでは?
それはかけるべきコストと得られるリターン、どちらが大きいかで考えます。
経験値で言うと、条件の悪い割安な土地には、相応の出費が必要です。
ですが、個性的で特別な物件になる可能性も、秘めているのです。

希望のエリアではいわくありげな格安物件しか見つからない・・・。
そんな時は事前に、設計事務所にご相談ください。

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、弊社の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

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