hiroba construction reports
リフォーム現場日記
建築史資料にも掲載された築年数不詳の名建築を、
断熱気密性能と耐震性を備えたカラダに優しい住宅にリフォームするプロジェクト。
家族も地域の人も周辺の人も、みんなが集える広場のような空間を目指します。
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12月16日 基礎工事
12月16日 基礎工事
基礎工事 立ち上がり打設
先週末に基礎底部のコンクリートを打設しました。
今日は土台を載せる基礎立ち上がりの工程です。
基礎底部が打ち上がった現場は外部の光が差し込み、開放感にあふれます。 -
12月10日 基礎工事
12月10日 基礎工事
基礎工事 配筋の確認
基礎コンクリートの配筋の確認を行いました。
コンクリートで覆われる鉄筋の配筋は、施工後は表面から見えなくなります。
そこで鉄筋の配筋間隔、継手の長さや定着方法など、所定の項目を確認するこの過程が重要になります。
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12月7日 基礎工事
12月7日 基礎工事
基礎工事
地表を均らして砕石を敷き詰めたあと、地中の湿度が室内に上がらないよう防湿フィルムでカバーします。
上からコンクリートに引っ張り強度を持たせる鉄筋を配置していきます。
強度に関わる鉄筋同士の継手や端部について、配筋後にチェックします。
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12月4日 基礎工事
12月4日 基礎工事
基礎工事
現場は基礎工事の準備段階に入りました。
基礎底部の準備として、解体で露出した地面に砕石を敷き詰めて転圧します。
すっかりスケルトンになった建物には、虫害・獣害の痕跡や、度重なる増改築工事の跡が見えます。
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11月25日 室内解体工事 16日目
11月25日 室内解体工事 16日目
室内解体16日目
解体が進むと壁や天井、床下の状況が全て露わになります。
部材の一部が激しく腐食し、シロアリの痕跡が見つかることもあります。
おくどさん付近で見つかった井戸の蓋を置けると、水をたたえた立派な井戸でした。
図面や工事見積に変更が生じないか、この段階で確認します。
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11月21日 室内解体工事 14日目
11月21日 室内解体工事 14日目
室内解体14日目
床・壁・天井を解体していくと、複数回のリフォームの痕跡が見えてきました。
現在では角材が使われる根太は不揃いの丸太で、おくどさんの跡が違う場所で二箇所、フローリングは3層まで見えました。
床下をのぞくと、井戸の痕跡も。
建築史を勉強しているようで興味が尽きません。
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11月19日 室内解体工事 12日目
11月19日 室内解体工事 12日目
室内解体12日目
内部解体が進んで、構造が見えてきました。
築年代不詳の古い建物は、土台がないなど現在の軸組とは違う部分がたくさんあります。
高気密高断熱の住み心地を作り構造の弱さを補強する、リフォーム工事の真価です。 -
11月13日 室内解体工事 8日目
11月13日 室内解体工事 8日目
室内解体8日目
壁・天井の仕上げをめくると大量のラス地が出現しました。
壁天井下地に石膏ボードを使う前の時代の名残ですが、今時のラスティックなインテリアデザインのようにも見えます。 -
11月12日 室内解体工事 7日目
111月12日 室内解体工事 7日目
室内解体7日目
壁下地に石膏ボードを使用するようになる前の家で、塗り壁の奥から大量のラス地が出現します。
手作業で少しづつ壁を剥がして、軸組が出現するまで慎重に進めます。 -
11月6日 室内解体工事 2日目
11月6日 室内解体工事 2日目
室内解体工事 2日目
築年数不詳、図面なし、建築確認なし、敷地図なし、公図なし。
歴史的建築の荘厳さは、住む人にとっての重荷でもありました。
断熱性能ゼロ、耐震性能不明の家を、快適で安全な住まいにしたい。
建築主の挑戦が始まりました。